2015年12月12日、日本とインドは首脳会談で、インド西部の高速鉄道計画に日本の新幹線技術を導入することが合意され、正式に決定しました。
今回、日本が受注するのは、インド最大の都市ムンバイから、その北方にある工業都市アーメダバードを結ぶ、約500キロメートル。最高速度は時速320キロメートルで、所要時間は現在の約8時間から2時間程度へ大幅に短縮されます。
建設工事は2017年にスタートし、2023年に完成する予定。海外での日本の新幹線導入は、2007年開業の台湾に続く2例目となります。
とにかく広いインド。完成すれば、新幹線に乗ってインドを旅する日も来るかもしれませんね!(^^)
しかしながら、インドでは、今回のムンバイ‐アーメダバード間の他にもデリー‐チェンナイ間(1750キロメートル)や、デリー‐ムンバイ間、ムンバイ‐チェンナイ間などの高速鉄道計画がありますが、中国やフランスなどの各国もまだまだあきらめてはおらず、今後も高速鉄道競争は続きそうです。