誰彼かまわず、色水や色粉を掛け合う毎年恒例の「ホーリー祭」。2016年は3月23日(水)に行われます。
デリー、アグラ、ジャイプール、ベレナスなど北インド各地で行われ、観光地はほぼ全て閉館となり、通常の観光はできないばかりではなく、非常に賑わい、人々も興奮状態となっていますので、外国人旅行客にとっては危険が伴います。
弊社手配のご旅行では、3月23日当日午前中の観光や移動は避け、ホテル待機とさせていただくこともありますので、何卒、ご了承ください。
ジャイプールでは、前日22日午後よりシティーパレス、アンベール城、ジャンタル・マンタル(天文台)等の主要観光地は閉館となり、観光できませんので、ご旅行の計画の上でも注意が必要です。
ホーリー祭(Holi)は、インドやネパールのヒンドゥー教の春祭りで、もともと豊作祈願の祭りだったようです。その後、クリシュナ伝説などの各地の悪魔払いの伝説などが混ざって、悪鬼を追い払うため泥や汚物を投げつけるようになったと言われています。
現在では、色粉や色水を使い、春の訪れを祝う傍ら、日ごろの鬱憤を晴らしや、交流を深める意味合いが強いようです。