韓国のモバイルバッテリー機内持ち込み規制について
韓国・国土交通部では、韓国系航空会社におけるモバイルバッテリーの機内持ち込みに関して、以下のような統一基準を制定し、3月1日には施行させると発表がありました。
航空会社によっては、3月1日以前に実施する(している)場合もありますので、ご利用予定の航空会社ホームページにてご確認ください。
韓国・国土交通部 2025年2月13日発表(要旨)
持ち込み可能なモバイルバッテリーの数量と容量(預入は一律不可)
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100Wh以下*: 最大5個まで機内持ち込み可能
(申告は不要。絶縁等の対策は必要)。 -
100Wh~160Wh: 航空会社の承認が必要(承認シール貼付)で、最大2個まで持込可能。
(承認シールがない場合は持ち込めません) -
160Whを超えるバッテリー: 一切不可。
*100Wh以下のモバイルバッテリーとは…?
バッテリーの電力容量(Wh) = 容量 (mAh) × 電池の電圧(V)÷1000 です。
リチウムイオン電池の電圧は約3.7Vです。その場合で約27,000mAhのバッテリーが100Wh相当となります。
一般的に使われているモバイルバッテリーは、20000mAh(約74Wh)以下が大多数ですが、正確にはバッテリーの表示でご確認ください。
バッテリーの電力容量(Wh) = 容量 (mAh) × 電池の電圧(V)÷1000 です。
リチウムイオン電池の電圧は約3.7Vです。その場合で約27,000mAhのバッテリーが100Wh相当となります。
一般的に使われているモバイルバッテリーは、20000mAh(約74Wh)以下が大多数ですが、正確にはバッテリーの表示でご確認ください。
機内持ち込みの基本ルール
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手荷物棚への収納禁止: モバイルバッテリーは手荷物棚に収納することが禁止されています。必ず手元に置いてください。
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機内での充電禁止: 機内でのモバイルバッテリーの充電は一切禁止されています。
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端子部分の絶縁: 金属端子に絶縁テープを貼るか、1台ごとジッパー付きビニール袋や保護バック等に入れてください。
その他の注意点
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電子タバコ: モバイルバッテリーと同様に、電子タバコも手荷物棚への収納が禁止されています。
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リチウムイオン電池搭載機器: ノートパソコンやタブレットなども同様の注意が必要です
今回の措置は、1月28日に発生したエアプサン機の火災に対する暫定措置ですが、火災原因はまだ調査中です。今後の調査結果によっては変更になる可能性があります。