2回目以降のソウル、どこ行く?今どきスポットご紹介

2回目以降のソウル
 ソウルは近くて行きやすく、韓国料理、ショッピング等の楽しみもあって、何度も行きたくなりますよね。
 初めてソウルに行くなら、明洞から景福宮や昌徳宮、市場など行くべきところも多々ありますが、2回目、3回目以降のソウルでも行ってみてもいいんじゃないかな~と言う今どきのスポットを、ピックアップしてみました


月光レインボー噴水(4~10月・盤浦大橋)

レインボー噴水
 ソウルに流れる漢江にかかる盤浦大橋(盤浦漢江公園)では、4~10月の夜、音楽に合わせて色とりどりにライトアップされた噴水ショーが実施されています。
 長さ1,140mの「世界で最も長い橋梁噴水」として2008年ギネス世界記録にも登録されました。ただソウルでは、日本よりも日没時間が少し遅め。日の長い夏場に色鮮やかなレインボー噴水を見るには、暗くなる20時くらいからが見頃です。
 夏の時期は、韓国式にチキンとビール(麦酒・メクチュ)で「チメク」しながら、鑑賞するのもおすすめですよ!
2024年04月01日(月) ~ 2024年10月31日(木)(毎回約20分)
・オフシーズン(4~6月、9~10月)
 12:00、19:30、20:00、20:30、21:00
・ピークシーズン(7~8月)
 12:00、19:30、20:00、20:30、21:00、21:30
※天候等により中止、また時刻変更となる場合もあります。ご了承ください。

「盤浦漢江公園」 ソウル特別市 瑞草区 盤浦洞 (漢江南岸)
 地下鉄3号線 高速ターミナル駅 8-1番出口より徒歩約15分

1年中、夜間観覧可能な「昌慶宮」

夜間鑑賞できる宮廷
 ソウルで宮廷と言えば、景福宮、世界遺産の昌徳宮が有名ですが、夜間の観覧は期間限定。でも、昌徳宮の東隣「昌慶宮」なら、年間通じて夜間ライトアップされた宮廷が鑑賞できます。
 おすすめは、日没直前からの観覧。まだ薄暮のうちに中の庭園を一巡りしてから、日没後に再び入口近くの正殿へ。夏場日中の宮廷観覧は大変ですが、夕方以降であれば、ゆっくり見れますよ!
公開時間:9:00~21:00(最終入場20:00)
休館日:月曜(ただし祝日及び振替休日は公開、翌平日は休館)
ソウル特別市 鐘路区 昌慶宮路 185
地下鉄4号線恵化(ヘファ)駅4番出口・徒歩約12分
昌徳宮正門付近から徒歩約15分

伝統的な新しい街!?「益善洞」

韓屋の中にオシャレなお店が
益善洞の街並み
 伝統工芸品や伝統茶屋で有名な仁寺洞の隣、1920年代に建てられた韓屋が並ぶ「益善洞」。しかし近年の商業化とは懸け離れ、一時は再開発計画も浮上していましたが、2015年頃から韓屋を改造したオシャレなアクセサリー店やカフェが人気を呼び、今は人気のスポットに…。

 そんな益善洞のお店の1つ「松岩温飯(ソンアム・オンパン)」に訪ねてみました。元旅館の建物をベースにしたレトロかつ近代的な雰囲気を醸し出す店内に、丁寧、上品に作られたデジクッパ。キレイに折り重ねられた薄切りの茹で豚も柔らかく、スープも澄んだ味わい。庶民的なテジクッパも、丁寧に仕上げるとこうなるのか…と感動!
(お店の情報は、2024年6月時点のものです。ご了承ください。)
松岩温飯のテジクッパ益善洞の松岩温飯
 この隣も人気のカフェ店。益善洞には、いろんなお店がありますので、ぜひ散策してみてください。
ソウル特別市 鐘路区 益善洞
・地下鉄5号線 鐘路3街駅 4・6番出口 徒歩約3分
・地下鉄3号線 安国駅 4番出口 徒歩約10分
「松岩温飯」 ソウル特別市 鐘路区 益善洞 146
 11:30~15:00, 17:00~22:00(ラストオーダー20:30)

オシャレな若者が歩く工場街!?「聖水洞」

 工場や倉庫をリノベして、一躍、人気スポットとなったのが聖水洞(ソンスドン)。
 建物外観は工場や倉庫のままにリノベーションしたカフェやショップも多く、今も稼働する工場や倉庫も並ぶ街を、若者たちが歩く、なんとも不思議な光景が…。

(お店の情報は、2024年6月時点のものです。ご了承ください。)
cafe onion(カフェ・オニオン)
 写真手前の水色の建物は、現在も列記とした今も稼働する自動車修理工場、奥のレンガ調のコンクリート造りの建物は、元印刷工場を利用したcafe onion(カフェ・オニオン)という有名カフェです。
 韓屋をリノベした益善洞しかり、店舗デザインや地域活性、ビジネスの閃きを求めて散策するにも、聖水洞はいいかもしれないですね。

RAIN REPORT Croissant (レインレポート クロワッサン)
  元々印刷工場だった建物を使い、「雨の日に美味しいコーヒーとクロワッサン」をコンセプトに、噴水と人工池で晴れてても雨が降っているように見せています。店内は黒ベースの落ち着いた空間。幾種ものクロワッサンと珈琲が楽しめます。
 こんなお店があるとは思えない周辺建物とのギャップが、すごくないですか?
聖水洞 RAIN REPORT CroissantRAIN REPORT CroissantRAIN REPORT Croissant

・大林倉庫ギャラリーコラム
 聖水洞のリノベカフェの先駆け的存在が、大林倉庫(テリムチャンコ)。イベント会社が、空き倉庫だったこの場所をイベント会場として利用したところ、SNSで話題に。
 今も外観はレンガ造りの古い倉庫、中は洗練されたカフェ空間となっています。
大林倉庫倉庫を利用したカフェ空間
ソウル特別市 城東区 聖水洞(地下鉄2号線 聖水駅)

「cafe onion」 聖水洞2街 277-135
 営業時間 月~金8:00(土日祝は10:00)~22:00 (ラストオーダー21:30)

「RAIN REPORT Croissant」聖水洞2街 269-202
 営業時間 11:00~22:00

「大林倉庫ギャラリーコラム」聖水洞2街 322-32
 営業時間 11:00~22:00(ラストオーダー21:30)