中国・武漢で発生した新型コロナウィルス(新型肺炎)について、台湾における対策と状況(2020年1月29日時点)をお知らせいたします。
台湾では、日本に先駆けて対策を取り、1月22日には武漢および湖北省からの団体旅行受け入れを中止(入境許可取消およぴ発給停止)し、1月26日には湖北省からの入境を禁止、現在では中国本土からの観光ツアーの受け入れも中止、1月31日には、中国からの観光ツアー客全員が台湾から離れることになります。
また、台湾からの武漢への渡航禁止はもちろん、フライトも運休、1月26日には台湾から中国への観光ツアーも一律中止となりました。
1月29日現在で、台湾での感染者は8名が確認されていますが、武漢に渡航歴のある台湾人5名と同居の家族1名、武漢からの中国人旅行客2名で、いずれも武漢絡みと同居家族(家庭内感染)に限られており、全て隔離入院され、入院前の行動や濃厚接触者も把握、管理されている状態にあります。
【参考】台湾での新型肺炎発症者(2020年1月29日時点)
・武漢市に滞在していた台湾人女性1名
・武漢に渡航・居住歴のある中国籍女性と台湾籍男性の2名
・1月に武漢に渡航していた台湾人女性1名
・1月に武漢に渡航していた台湾人女性1名と同居家族1名
・武漢市在住の中国人女性2名
なお、台湾観光協会からも、新型コロナウィルスに関して、日本の旅行者向けに以下の書面が配信されておりますので、ご参照ください。
>>台湾観光協会「日本の皆様へ(コロナウイルスに関して)」2020年1月27日
最新の情報につきましては、外務省の「海外安全ホームページ(台湾)」でもご確認いただけます。よろしくお願いいたします。