2009年以後、相次ぐ台風で被災し、山頂近くの一部区間で不通が続いていた阿里山林業鐵路(森林鉄道)でしたが、この春、新トンネルも開通、試運転ののち、早ければ7月にも全線復旧の見込み。着々と作業が進められています。
また全線復旧に先駆け、リニューアルされた新車両「栩悅号 Vivid Express」も5月24日から運行開始予定。麓、嘉義市の古跡に指定されている北門駅や、中腹にあるヒノキ造りの「奮起湖車庫」も改修整備され、続々と観光の充実が図られています。
阿里山森林鉄道は1912(大正元)年12月に開通、今年で開業111年。阿里山の観光と合わせて人気の鉄道です。
■現時点では不通区間となっている屏遮那駅付近を走る、以前の阿里山鉄道
■リニューアルされた新車両「栩悅号 Vivid Express」
■修繕整備が終わったヒノキ造りの奮起湖車庫。