また台湾先住民族のアミ族の阿美文化村では、民俗舞踊も楽しめます。
台北からは国内線を使えば、わずか30~40分。また特急列車タロコ号を使えば2時間ほど、列車の旅を楽しむこともできます。
台湾一の絶景を楽しめる「太魯閣国家公園」
太魯閣渓谷(タロコ渓谷)は、川の流れで大理石の岩盤を侵食して形成された大渓谷。両岸、断崖絶壁の景色に圧倒されます。台北からの日帰りも可能ですが、できれば1日かけて、ゆっくり見て回りたいところ。太魯閣の大自然が織りなす美と、澄み切った空気が、きっと疲れたあなたを癒してくれるはずです。
写真が素人撮影のため、その魅力をお伝えしきれていないと思いますが、ぜひ、ご自身の目で確かめてください。
台湾最大の先住民族 アミ族の舞踊ショー
台湾の先住民族の中で、およそ3分の1がこのアミ族(阿美族)。花蓮をはじめ東部を中心に多く暮らしていたようです。花蓮にある阿美文化村では、舞踊ショーが行われています。恋愛や狩猟などのアミ族の物語をテーマにしたものの他、観光客も交えてのダンスもあります。
舞踏ショーとは別にアミ族の大切なお祭り「豊年祭」が、毎年7、8月に各部落ごとに開催されます。
原住民住居をイメージした「リーダーヴィレッジタロコ」
太魯閣渓谷に向かう山間に、原住民住居をイメージした宿泊施設「リーダーヴィレッジタロコ(立徳布洛湾山月邨)があります。従業員もタロコ族の方々で、原住民の部落をイメージしたログハウスがならび、数々の手工芸品で装飾され、夜には舞踊ショーも行われています。
美しい山々と緑、満天の星を眺めながら、原住民文化を満喫するのもいいですね。
台北-花蓮を結ぶ特急列車 「タロコ号」
台北から花蓮へは、空路、国内線を使えば、30~40分ほどの飛行時間。ですが、もうひとつ、おすすめなのが、台湾の特急列車「自強号」。台北-花蓮は通称「タロコ号」、「太魯閣列車」と呼ばれ、およそ2時間で行くことができます。列車は、九分に近い瑞芳、温泉地の礁渓、宜蘭と、台湾北東部を周るようにして、走ります。
列車はJR九州の「かもめ号」をベースにした日本製。
例えば、行きは国内線、帰りはタロコ号で鉄道の旅を楽しむということもできます。