2009年 10月 ソウル3泊4日間
大正琴で日韓交流を!感動と涙のソウル演奏旅行
大正琴を国内外で演奏しているチームが、ぜひお隣、韓国でもライブ演奏を行いたいとの依頼が…。ストリートライブの他、できれば福祉施設、教会、学校などでも演奏して、多くの人に聞いてもらいたいというお話。早速、現地へ片っ端から問い合わせ。
タプコル公園での路上ライブの他、老人センター、児童センター、教会、ソウル3泊4日の演奏旅行が実現しました。
韓国で大正琴を演奏したい!
大阪を中心に活動する琴伝流大正琴関西本部に所属し、大正琴の指導や演奏をしています。大正琴は日本独自の楽器で愛好者は50万人、また100年前に発明された伝統楽器で、音色も日本独特のものです。
通常は日本の伝統音楽や童謡が演奏されますが、今回はこの大正琴にて日本音楽と韓国音楽を演奏したいと思いました。
韓国と日本は隣同士でとても近いところにあります。
しかし韓国人と日本人の心は、時に遠くなったり近くなったり・・、
多分一番近くにいるからこそ大切なのに、時にそれが見えなくなってしまっているように思います。
でもきっと本当は、お互いにとってかけがえのない存在なはず・・
もし私たちの音楽で、それが共感できたら、と思い韓国の訪問演奏にチャレンジしました。
老人ホーム(鐘路老人総合福祉館)にて
想像していたよりも綺麗で近代的な建物!世代的に難しい現場だったと思うのでとても感動しました。
お話したおじいさん、おばあさんは、まるで近所に住んでる、気のいいおじいさん、おばあさんのよう。
とても温かく、熱く私たちの音楽を聞いてくださり、嬉しかった!
また、是非、お会いしたいです。
新光 地域児童センターにて
好奇心旺盛な子供たちの前での演奏。それはそれで緊張しました。終わってからは体験レッスン!
みんな大正琴に楽器に興味を持って寄ってきてくれ、とてもかわいかったです。
栄光教会にて
大変歓迎してくださって、ありがたい気持ちでいっぱいでした。お食事会にもお招きいただきました。牧師さん夫妻も大正琴の演奏活動に関心を持ってくださり、又今回の演奏旅行の意味も共感してくださり、行ってよかったな~と思えたひと時でした。
どこも気分は最高でした。
演奏旅行を終えて…
演奏の途中から感動、そして喜びの涙が溢れて来て大変でした。旅行前におっしゃってた通り、韓国の方はものすごく人情味があり、ハートのあったかい人たちでした。
行く前はやはり日本人の事をどこまで受け入れてくれるか、不安でしたが、そんな心配はよそに現地の方はみんなとても温かく、自然に受け入れてくれたその優しさにこちらが胸を打たれました。
今後も、日本での日々の活動を活かして、音楽での日韓交流をはかっていきたいと思います。
音楽が国境を越えますように♪ありがとうございました。