2024年は第12回京畿世界陶磁ビエンナーレ開催
2024年9月6日(金)~10月20日(日) 利川、広州、驪州
陶磁ビエンナーレは、2001年より奇数年に京畿道・利川を中心に2年に1度行なわれてきましたが、今年は2021年以来、3年ぶり12回目の開催となります。詳細は後日発表。現在は世界各国からの集められた作品の公募展や審査が行なわれているようです。
期間:2024年9月6日(金)~10月20日(日)、45日間
テーマ:TOGETHER_ Montaigne’s Cat(共に-モンテーニュの猫)
モンテーニュの猫
「私が猫と戯れているとき、ひょっとすると猫のほうが、私を相手に遊んでいるのではないだろうか」モンテーニュ/原二郎訳『エセー』(三)岩波書店
ミシェル・ド・モンテーニュは、16世紀ルネッサンス期のフランスの哲学家。
猫との関係から、いかに人間が自己中心的な世界観を築いているかを指摘し、相手や他者の立場で考察する必要性を問うた1節。
主な行事:展示、学術、ワークショップ)「私が猫と戯れているとき、ひょっとすると猫のほうが、私を相手に遊んでいるのではないだろうか」モンテーニュ/原二郎訳『エセー』(三)岩波書店
ミシェル・ド・モンテーニュは、16世紀ルネッサンス期のフランスの哲学家。
猫との関係から、いかに人間が自己中心的な世界観を築いているかを指摘し、相手や他者の立場で考察する必要性を問うた1節。
付帯行事:教育・体験、公演・パフォーマンス、マーケット、衛星イベント
各会場では常設展、企画展が行われおり、常時、観光可能です。 また利川陶芸村では毎年「利川陶磁器祭り」も開かれています。
世界陶磁ビエンナーレ
韓国・京畿道で、2001年から2年に1度行われている陶磁器の祭典「世界陶磁ビエンナーレ」。世界各国から多様な作品が集められ、各種陶芸イベントも催され、世界各国の陶磁器の歴史と芸術、また陶芸産業の未来を提示しています。韓国はその昔から、陶磁器技術に長けており、高麗青磁、朝鮮白磁、粉青沙器など、数々の作品が作られており、世界的にも有名。中でも、ソウルの南、京畿道利川を中心に、今でも多くの窯元が集まり、陶芸の盛んな土地柄です。
【メイン会場】利川セラピア
利川世界陶磁センター ビエンナーレのメイン会場にもなる利川セラピア (旧:世界陶磁センター)。期間中はビエンナーレのメイン展となる世界各国の陶芸作家たちによる公募展が行なわれ、これも陶磁器かと驚くような未来に向けた前衛的な陶磁器作品も出展されます。また陶磁器の体験教室や、各種イベント行事、その他にも専門家によるフォーラムが開催されます。
【広州会場】京畿陶磁博物館
ビエンナーレの広州会場にもなる京畿陶磁博物館。こちらでは伝統的な作品を紹介。 広州は朝鮮王朝の官窯が置かれていたことから、白磁を中心に、韓国陶磁器の遷移もわかるように展示されています。
【驪州会場】驪州ドジャセサン「陶芸の里」
京畿道で利川、広州に並ぶ第三の陶磁器の街・驪州(ヨジュ)。伝統芸術的な利川、広州に対し、驪州では現代的、日常的な韓国生活陶磁器の多くが生産されています。
驪州会場では、現代的、実用的な陶磁器を中心とした作品の展示、販売が行われています。
2011年の陶磁ビエンナーレの模様
【体験記】陶磁ビエンナーレ・陶磁器の旅 利川・ソウル4日間 2011年10月
2011年9月24日~10月23日まで韓国京畿道で開かれた「世界陶磁ビエンナーレ」の期間中に、ご夫婦お二人で、韓国陶芸の街 利川、広州、驪州と周ってこられたお客様からのレポートです。こちらで企画した内容以上!?に、陶磁器の旅を満喫いただけたようです。沢山のお写真とともに作品についても、詳しく教えてくれました。