古くからの港町・釜山の楽しみ方
釜山(プサン)といえば港町として日本でも有名。南浦洞を中心に国際市場、チャガルチ市場など、古くからの釜山の街には、港町ならではの活気にあふれた店が並んでいます。また世界一のデパートがある「釜山セムタムシティー」や、郊外には海際に立ち絶景の海東龍宮寺など、釜山のみなら2泊3日でも十分に楽しめます。世界遺産の街・慶州への日帰り観光も可能です。
釜山ならではのチャガルチ市場~国際市場
●チャガルチ市場
海沿いの迫り出したところに、ずらりと並んだ魚の露天商のお店。チャガルチ魚市場には、太刀魚や、ひらめ、アワビなどが、ところ狭しと売られています。ある意味、「釜山」らしい釜山を見られる場所です。2006年には、新チャガルチ棟も建てられ、上には海鮮鍋などのお店や、市場で買った魚を、刺身とアラで辛い鍋(メウンタン)に調理してくれる食堂もあります。
●PIFF広場
チャガルチと国際市場の中間に位置するが、PIFF広場。毎年10月に行われる釜山国際映画祭(Pusan International Film Festival)の頭文字から取られています。映画祭のメイン会場は海雲台ですが、昔から映画館あり、開催中は上映イベントが行われています。
PIFF広場の屋台グルメ 釜山 PIFF広場
足元には、映画祭に参加した監督や俳優の手形が記念として埋め込まれており、ビートたけしのもの。
普段から若者や観光客でにぎわい、ホットッ(シナモンの蜂蜜入り揚げパン)などの屋台も並び、お勧めです。ぜひ、お試しあれ。
●国際市場
衣類から、雑貨、電化製品、様々な日常品が売られている釜山の名物市場。古くは1945年の終戦当時、このあたりで日本への引揚者が物資を売り始めたところから始まっているといわれています。
通りの中では、アジュンマ(おばさん)たちが、所狭しと露店の屋台を並べています。
釜山のランドマーク 釜山タワーと龍頭山公園
釜山観光の定番中の定番の一つが、龍頭山公園。観光客のみならず、地元の人たちの憩いの場所としても賑わっています。海から眺めたときに龍の頭に似ていることから龍頭山と名付けられたようです。
豊臣秀吉の文禄・慶長の役の際、韓国側の英雄として名高い李舜臣の像や、釜山のランドマークである釜山タワーがあります。
海際に立つ絶景の寺 海東龍宮寺
釜山の東の郊外、機張にある海東龍宮寺は、韓国の三大観音聖地としても知られるお寺。韓国のお寺の多くが山中にある中、海際に建てられた景観は見事なもので、休日には地元韓国人たちも多く訪れています。
龍宮寺は高麗時代の1376年に創建、当時は普門寺(ポムンサ)と呼ばれたそうです。しかし、豊臣秀吉の文禄・慶長の役で消失。1930年代のはじめに通度寺の雲崗が再建、1974年に「海東龍宮寺」と改名されました。
地元カップルにも人気 広安里海水浴場
釜山市街地と海雲台地区との中間にある広安里海水浴場。継続して水質浄化を実施しており、長さ1.4km、幅64mの砂浜も質がいいことで有名です。マリンスポーツや、釜山海祭りを初めとするお祭も開催されています。周囲には、おしゃれなカフェやレストランも立ち並び、夜になれば、ネオンの光と広安大橋のライトが美しい、現代的釜山を楽しめる観光スポットです。
世界最大のデパートのある 釜山センタムシティー
海雲台(ヘウンデ) 地区にあって大型デパートが集まるセンタムシティー。中でも、新世界百貨店のセンタムシティ店は、延べ面積29万3905平方メートル、世界最大の百貨店としてギネスブックにも認定(2009年6月時点)されています。地下1階の食品街を見て歩くのも楽しいかも。
ショッピング施設ばかりではなく、スケートリンクや炭酸泉を使ったスパ施設も備えて、韓国内各地の観光客も多く訪れています。
パステルカラーが印象的 甘川文化村
釜山の西側に位置する甘川文化村は、斜面にパステルカラーの建物が立ち並び、アート作品が並ぶ芸術と文化のホットスポットです。その昔は、朝鮮戦争の際に住まいを失った人たちが開拓した貧しかった村でしたが、村おこしの目的で、芸術家たちが壁画や彫刻などの作品を展示、散策路にはおしゃれなカフェや雑貨店も並び、一変して観光名所となりました。
でも、裏側は一般住宅がほとんどですので、不要に立ち入らないようにお気を付けくださいね。
ちょっとマニアな釜山の名物&B級グルメ
●朝食におすすめ シジミ汁とサバのコチュジャン煮の定食
日本のシジミの味噌汁と違い、大量のシジミからとれるダシとあっさりとした塩味程度の味付けで、身は殻から一つ一つ取り出されています。シジミにはタウリンが多く含まれ、二日酔いにもいいんだとか。もちろん、シジミ汁だけではなく、いろいろなおかずが出てきます。その中でも、サバと大根のコチュジャン煮が、この店の隠れた名物かもしれません。とても美味しい!釜山でおすすめの逸品です。
●酒好きはぜひ 東菜パジョンとドンドン酒
釜山の独特の郷土料理の一つに、東莱(トンネ)パジョンがあります。通常のパジョン、チヂミなどと違い、パリパリ感はなく、蒸し焼きにして、中身がトロトロしているのが特徴。この点では、好みはわかるかもしれません。この地域は、元々葉ネギの産地でもあったらしく、ネギがふんだんに使われ、その他、小エビなどの魚介類が使われています。やはりこの土地のドンドン酒(濁り酒、マッコリの一種)との組み合わせが定番です。
●釜山の隠れた名物 豚肉料理 テジクッパとチョッパル(豚足)
釜山というと、まず海鮮系の料理をイメージしますが、隠れた名物が豚肉料理。国際市場の近くにはチョッパル通りがあり、軒並みチョッパル(豚足)料理のお店が並んでいて、釜山では庶民的な人気のB級グルメです。
韓国のチョッパルは、漢方と醤油?ダレで煮込んでスライスしたもの。ちょうどチャーシューのよう。焼き肉のように、薬味と一緒にサンチュで巻いて食べるほか、人気メニューは、ネンチェチョッパル(冷菜豚足)で、まるで冷やし中華のように千切りのキュウリ、クラゲ、錦糸玉子などと一緒に食べます。お酒を飲まない方には、こちらがおすすめ。
チョッパル通りの外れには「テジクッパ」の専門店があります。
豚(テジ)を煮込んで取ったスープをベースに、ご飯を加え、小エビ(アミ)の塩辛やニラ、テンジャン味噌、唐辛子など好みの薬味を入れて、ご飯と一緒に食べます。辛さも好みで調整できるので、辛いものが苦手の人にもおすすめです。
参考コース 釜山・慶州3日間(社員旅行例)
※弊社の旅行は、全てオーダーメイドです。プランはご要望に応じて、組み換え可能です。日次 | スケジュール | |
1 | 【午後】成田空港より空路、釜山・金海空港へ。 空港到着後、ガイドと合流。専用車にて、釜山市内へ。 国際市場、PIFF広場、チャガルチ市場を観光し、チャガルチ名物海鮮鍋を。 |
|
ご宿泊 | 新羅ステイ海雲台(4つ星)など 《釜山泊》 | |
食 事 | (機内食) 昼 : × 夕: ○ | |
2 | 【終日】ホテルにてご朝食。専用車にて、郊外の慶州観光へ。 木々に囲まれた壮大な寺院・世界遺産「仏国寺」、国宝が多数展示された慶州博物館へご案内。 ご昼食は、慶州名物、野菜にご飯を包んで食べるサンパブ韓定食を その後、福順都家醸造所へ 。試飲・お買い物(醸造所内の見学はできません) 観光後、釜山へご移動。 夕食は、本場韓国の豚焼肉テジカルビをお召し上がりください。 (新羅ステイ海雲台では、カジノもお楽しみただけます) |
|
ご宿泊 | 新羅ステイ海雲台(4つ星)など 《釜山泊》 | |
食 事 | 朝: ○ 昼:○ 夕: × | |
3 | 【午前】ホテルにてご朝食 専用車にて、韓国のマチュピチュと呼ばれる甘川文化村へ。街の散策をお楽しみください。 【午後】ご昼食は、釜山の郷土料理 テジクッパ(豚肉スープごはん)を。 その後、空港へ。 【夕刻】釜山・金海空港を出発、空路、成田へ。 |
|
食 事 | 朝: ○ 昼 :○ 夕:× (機内食) |
・大韓航空エコノミークラス
・新羅ステイ海雲台 2名様1室ご利用
お一人様 124,500円+空港諸税(当時16,000円)
※料金は、ご人数、時期、食事内容、ホテルランク、為替レートなどにより変わります。
お見積いたしますので、お問い合わせください。