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家族で台湾縦断「旅行記3.台北にて」
下の子供が大学生になったので、家族揃っての海外旅行はこれが最後になるかも…と、親子4人での台湾縦断を計画されたお客様からのご依頼。台湾南部の高雄・屏東から、南投県の渓頭自然教育区、台中、阿里山も散策し、台北へ。
阿里山を除いては、ご家族皆様でご移動、観光されましたが、ご帰国後の感想に加え、各所詳しく旅行記にして送ってくれました!
2023年8月30日(水)嘉義から台北へ
(前回からの続き)高鉄嘉義駅から台北に行き、シーザーホテルにチェックインしました。
2部屋のうち1室に不具合があり、お部屋を変えてもらったところ、新しい部屋からはライトアップされた台北駅が見えました。
翌日のことを考えて、24時間MRT乗り放題のチケット(トークン)を購入しました。小さいので失くしそうですし、かざすだけでいいのに、うっかり回収口に入れそうになります。
小物を求めて、永康街に行きました。洗練されたデザインが多く、期待したような台湾ぽいノスタルジーが感じられる商品が見つけられなかったのは心残りでした。
帰りに和平公園と総統府に立ち寄り、台北駅ナカでスムージーを買いました。スムージーと言っても、わらび餅のような食感のゼリーが入っていて、食べごたえ十分です。
8月31日(木) 台北にて
朝食後、MRTとバスで故宮博物院に行きました。九時半ごろ着いたので、館内は空いていて、いつもは人だかりでほとんど見えない「白菜」も「角煮」も、じっくり鑑賞できました。
各コーナーの初めの解説は日本もありますが、途中の細かい展示内容は英語と中国語だけです。他のグループのガイドさんのお話を小耳に挟みつつ、目的のコーナーを巡りました。子供にも理解を深めてもらおうと、展示方法が色々企画されていて、こちらは分かりやすかったです。
ミュージアムグッズは多種多様で、高額な商品もたくさんあります。手頃なものでも選ぶのに時間がかかりました。一つ一つにオリジナルの紙封筒を付けてくれました。
お昼になったので博物院を出て、バスで士林駅に戻り、サブウェイで昼食にしました。世界に名だたる故宮博物院の最寄り駅だからだと思いますが、ホテル以外で唯一英語が通じたお店でした。
その後、国立台湾博物館へ行きました。
ここは台湾で最も古い博物館で、日本統治時代に建てられたものですが、壮麗な建築だけでも見学の価値があります。常設展は、台湾の成り立ちや少数民族の暮らし、また博物館の創設時の日本人研究者の功績など、ここに来れば台湾について一層理解が深まります。
大抵のツアーに故宮博物院は含まれていますが、展示内容が大陸の文物のみであることを思うと、こちらの国立台湾博物館もぜひ訪れて欲しいと思います。
ホテルへ帰る途中、ヌガーの「糖村」にお土産を購入。
そして、下町の賑わいを求めて龍山寺に寄りました。駅前の広場に高齢者(主に男性)が座り込んでいます。以前、田舎の町の寺廟の広場で見た、将棋を指している人はおらず、暑さのせいか横になったり、ぼんやり休んでいる人ばかりです。
台北駅に戻り、夫と娘はホテルで待機、レゴ好きの息子に付き合って、重慶北路にあるレゴショップへ行きました。15〜20分くらい歩いて、洋服のお店が並ぶビルの二階にありました。たくさんのパーツが揃う専門店で、2,3人のスタッフが、明日販売されるというレゴ商品の荷ほどきをしていました。日本にはない品揃えでしたが、円安のため、偵察だけでお店を出ました。
ホテルに戻り、夕食へ。MRTでまず「青葉」へ行き、一時間後の予約をして、ホテルオークラのパイナップルケーキを買いに行きました。
夕方だったので、他のお菓子は売り切れでした。ここのパッケージは一つ一つとても美しいのですが、ケーキが直接パッケージに触れるので、食べたあと捨てるのがもったいなく感じました。その後「誠品書店」に楽譜やイラスト集を探しに行きましたが、書籍よりもファッション、文具や食品の売場面積が広く、欲しかったものに辿り着けませんでした…。
「青葉」に行くと、満席で賑やかでした。メニューは写真も日本語もあって見やすいです。クラゲの前菜、蒸し鶏、揚げスペアリブ、巻いた白身魚に刻んだ漬物のソースがかかったお料理をいただきました。
帰りに台北駅ナカで豆花など買い、ホテルに持ち帰り…。
9月1日(金) 台北から帰国の途へ
朝食後、荷造りを済ませて、新しく開設された鉄道博物館に行きました。もとは1920年に落成の鉄道局本部で、北門のすぐ近くにあり、鉄道建築や技術、文化史に至るまで網羅されています。開館時刻が9時30分とやや遅めだったので、本館をざっと一巡しただけで、急いでホテルに戻り、チェックアウトしました。
空港へは直通のMRTを利用しました。10〜15分間隔で運行されていて快適でした。ただ、台北駅が広すぎて、事前にホテルから乗り場まで確認したはずが、その通りにはいかず、地上に一旦出てからまた潜ることになってしまい、遠回りしてしまいました。
終わりに
今回、7日間というゆったりめの日程を組んだつもりでしたが、実際行ってみると、その付近にも他に見るべき所があり、行きそびれた施設やお店はいくつもありました。阿里山の二日間のツアーは食べすぎることもなく、よく歩き、効率よく見学できて良かったです。嘉義観光はツアーのおまけと侮っていましたが、いつかまた行って他の観光スポットを巡りたいです。
(「ご帰国後の感想」へ)
今回のご旅行プラン
日次 | スケジュール | |
1 | 関西国際空港よりご出発 エバー航空 BR181 便 関西12:10 発 高雄14:30 着 到着後、ご自身にてホテルへご移動(弊社ガイド手配なし) |
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ご宿泊 | 高雄LEES HOTEL《高雄泊》 | |
食 事 | [機内食] 昼 : × 夕: × | |
2 | ホテルにてご朝食 ご自身にて、屏東の勝利星村を観光。 その後、渓頭へ(弊社移動・ガイド手配なし) ホテルにてご夕食 |
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ご宿泊 | 渓頭Le Midi Hotel(米堤大飯店)《渓頭泊》 | |
食 事 | 朝:○ 昼:× 夕:○ | |
3 | ホテルにてご朝食。 ご自身で渓頭自然教育園区、台中市街を散策。 嘉義へ(弊社移動・ガイド手配なし) |
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ご宿泊 | 嘉義HI HOTEL《嘉義泊》 | |
食 事 | 朝:○ 昼:× 夕:× | |
4 | ホテルにてご朝食 ガイドがホテルへお迎え、嘉義駅へ 阿里山森林鉄道にて奮起湖へ 嘉義09:00 発 奮起湖1111:20 着 奮起湖に到着後、昼食と奮起湖辺の散策 シャトルバスにて阿里山まで(約1時間) 到着後、ホテルバスの送迎にて「阿里山賓館」へ チェックイン後、「阿里山国家森林遊楽区」の散策 三代木~慈雲寺~香林神木など名所をめぐります ご夕食はホテルにて |
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ご宿泊 | 阿里山賓館現代館(4ベッドルーム)《阿里山泊》 | |
食 事 | 朝:○ 昼:○ 夕:○ | |
5 | 早朝、ホテルのシャトルバスにて、阿里山駅へ (モーニングコールは早朝3時半頃) ご来光列車にて祝山へ(祝山の美しいご来光の鑑賞) 列車にて阿里山駅に戻り、ホテルのシャトルバスでホテルへ ホテルにてご朝食 チェックアウト後、タクシーにて、阿里山観光へ (阿里山高山烏龍茶畑、天長地久橋、神隱寺などご見学) 途中ローカル食堂にて、ご昼食 嘉義駅到着後、新幹線にて台北へ(ガイドは嘉義駅にてお別れ) 嘉義発 台北着 ご自身にて、ホテルへご移動 |
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ご宿泊 | シーザーパークホテル《台北泊》 | |
食 事 | 朝:○ 昼:○ 夕:× | |
6 | ホテルにてご朝食 終日自由行動 |
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ご宿泊 | シーザーパークホテル《台北泊》 | |
食 事 | 朝:○ 昼:× 夕:× | |
7 | ホテルにてご朝食 ご自身にて桃園空港へ(弊社移動 ガイド手配なし) エバー航空 B R130 便 桃園13:35 発 関西17:15 着 関西国際空港到着 |
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食 事 | 朝:○ 昼:× [機内食] |
上記手配時の参考価格
台湾縦断7日間 2023年8月24日~9月1日4名様でご旅行 2名様1室/4名様1室ご利用条件
■お一人様あたり 旅行代金
関西発 225,000円 +空港諸税、燃油料等28,000円 (当時)