エルサレム |
■オリーブ山周辺
・主の泣かれた教会
・ゲッセマネの園
■神殿の丘/嘆きの壁
エルサレム旧市街(世界遺産)
■十字架への道
・鶏鳴教会(大祭司官邸跡)
・アントニア要塞(ピラト官邸)跡
・ヴィアドロローサ
・聖墳墓教会
■エルサレムの遺跡
ヒゼキヤ水道
シロアムの池
イスラエル博物館
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ガリラヤ湖周辺 |
■ガリラヤ湖周辺と北部
・ペテロの再召命教会
・カペナウム遺跡
・山上の垂訓(説教)の丘
・ピリポ・カイザリア(バニアス)
■イエスの育った街 ナザレ
・ナザレ受胎告知教会
・大工ヨセフの教会
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地中海沿岸 |
■海の玄関口 カイザリア
「ポンテオ・ピラト」の碑文
円形劇場
導水橋
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死海/ユダの荒野 |
■荒野にある恵み
死海
マサダ要塞(世界遺産)
クムラン遺跡
エリコ |
中・南部/ネゲブ地方 |
■旧約時代の痕跡
古戦場「エラの谷」
テル・ベエルシェバ(世界遺産)
■ネゲブ砂漠
ミツペラモン
ティムナ |
エジプト・シナイ山 |
■シナイ山
シナイ山
聖カテリーナ修道院 |
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中〜南部・ネゲブ地方 |
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―ネゲブ砂漠― |
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巨大クレーター ミツペラモン |
●ネゲブ砂漠
―主は、あなたをエジプトの地、奴隷の家から連れ出し、
燃える蛇やさそりのいるあの大きな恐ろしい荒野、
水のない、かわききった地を通らせ、堅い岩から、あなたのために水を流れ出させ、
あなたの先祖たちの知らなかったマナを、荒野であなたに食べさせられた。
それは、あなたを苦しめ、あなたを試み、
ついには、あなたをしあわせにするためであった。―― 申命記8:14〜16
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モーセたちも放浪したネゲブ砂漠 |
冬でも乾燥地帯ですので、水分補給をお忘れなく。日本にいれば、ただの水も、この地ではまさに「いのちの水」になります。
一言で、「荒野」「砂漠」と言えど、日本にいる私たちがイメージする風景とは異なっているかと思います。砂漠気候の定義は「砂」ではなく、気温と降水量です。それゆえ「沙漠」と表記することもあります。どんな場所かは、ぜひご自身で、確かめてください。
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ミツペラモンのクレーター
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荒野に生きる野生のアイベックス |
◎ ミツペラモン
地殻変動と浸食により出来上がった巨大なクレーター(断崖)です。
モーセの時代はもちろん、アブラハムの時代にもすでに存在しています。彼らもこの地に立っていることでしょう。日本では、決して見られない大自然の絶景をご覧ください。
◎ 谷川の流れを慕う鹿…(詩篇42篇)
有名なワーシップソングの一つにもありますが、どのようなイメージを描くでしょうか。この荒野では、野生の鹿や山羊が顔を覗かせてくれることがあります。
ところで、谷川の様子は、どうでしょうか…。
この一帯の谷川は、普段は水無川(ワジ)となっており、水が流れていません。雨季になると一時、豪雨のように降り出し濁流が押し寄せ、やがては干上がってしまいます。地下水となった水が、一部でオアシスとなって湧き出ているのみです。
詩篇の作者が描いているのは、この乾いた大地で、ごくごく限られた谷川の流れを慕い求めている鹿の姿であるのです。
●ティムナ
エルサレムの南端、国境のあるエイラットに近いところにティムナ銅山はあります。
自然の風食や、銅の採掘によっても創られたスケールの大きい奇岩がみられます。
またこの地にはメシアニック・ジュー(クリスチャンになったユダヤ人)たちが、モーセ時代の幕屋を再現し、至聖所へ至るその道のりを新約を絡めて解説しています。
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ソロモンの岩
自然の風食と銅の採掘によって形作られた |
原寸大の幕屋
メシアニック・ジューが解説してくれる |
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